延岡城址のヤブツバキ

亀井神社エリア

  • 亀井神社の五色椿「家長(いえなが)」
    •  亀井神社は延岡城の西の丸にあります。天神小路という地名の通り、慶長19(1614)年9月25日に延岡藩主の有馬直純公が城内鎮守の神社として菅原道真公を祀り、古より」「天神様」と親しまれてきました。
    •  内藤藩時代になると、関ヶ原の戦いの前哨戦となった慶長5(1600)年の伏見城の戦いで徳川家康のために城を守り討ち死にした内藤家長・元長父子を合祀しました。この親子の戦功は、後の内藤家の大名家としての成長の礎となり、さらに延岡市の歴史と文化をかたちづくる基礎となったともいえるでしょう。
亀井神社のツバキ「家長」
    •  その内藤家長公の名をいただき、「家長」と命名されたのが、亀井神社の境内中央にある咲き分けヤブツバキです。幹回り約1.2m、高さ10m、樹齢は200年以上と言われています。花は、紅、桃、白地に紅の縦絞り、吹き掛け絞りなど多彩です。
       江戸幕府編纂の『寛政重修諸家譜』に「力量人に勝れ 騎射の達者なり」と記され、肖像が賛鑽に「容顔秀麗」とある家長公は、亀井神社の五色椿の古武士のような凜とした佇まい、色とりどりの可憐な花と重なります。内藤家長公の名前を冠するにふさわしい名木です。
亀井神社位置図
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(故)江藤勝年司氏イラストのツバキ